静岡県袋井市にある遠州三山(可睡斎、油山寺、法多山)で開催される「2024年風鈴まつり」について、開催期間、時間、プログラムの内容、限定御朱印、期間限定のスイーツ、見どころ、アクセス方法、駐車場情報など、多くの方が関心を寄せています。
本記事では、これらの情報とともに、祭りの魅力や見どころを紹介します。
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遠州三山風鈴まつり2024の詳細情報:日程、時間、限定御朱印は?
袋井市では、2024年5月25日(土)から9月1日(日)まで、「遠州三山風鈴まつり(可睡斎・法多山・油山寺)」が開催されます。
この期間、特別な御朱印が提供されます。
法多山
風鈴の展示場所は、本堂、大師堂、諸尊堂、水屋、だんご屋東広場です。
夜間のライトアップは、ホタル祭りと同時期の特定日に実施されます。
願掛け風鈴では、本堂と大師堂に飾られた風鈴に、願い事が書かれた短冊をかけることができます。
これらは約一ヶ月間風鈴に掛けられます。
料金は300円です。
また、法多山は厄除けだんごで有名で、特定の時期には「厄除氷」も提供されます。
法多山限定御朱印:風鈴とあじさい、青モミジ、万灯祭の期間限定デザインがあり、各期間中に本堂で受け付けが行われます。
料金は300円です。
可睡斎
赤富士風鈴の拝観は700円で、水無月ぜんざい付き、限定100食です。
また、お絵描き風鈴の体験もでき、料金は500円(画材込み)です。
可睡斎では、禅宗の円相にちなんだ「縁日風鈴」を提供し、人生の良縁を願って風鈴に託します。
山門から本堂にかけて2000個の風鈴が吊るされ、さらに1000個を使用した赤富士オブジェも見ることができます。
赤富士オブジェの拝観者には、限定食の水無月ぜんざいと冷茶が提供されます。
油山寺
2024年 遠州三山の風鈴まつり:期間限定御朱印
可睡斎の限定御朱印
可睡斎では、通常の御朱印の他に、「ひなまつり」と「風鈴まつり」限定御朱印が用意されています。
御朱印は萬松閣(総受付)で受け取れ、受付時間は午前8時から午後5時までです。
料金は300円です。
油山寺の茶店
油山寺では、風鈴まつりが落ち着いた雰囲気で開催されます。
期間中、土日祝のみ営業する茶店「一休庵」では、冷やし緑茶甘酒やわらび餅が楽しめます。
駐車場とアクセス情報
各寺院へのアクセス方法と駐車場情報を詳しくご説明します。
法多山駐車場とアクセス情報
住所: 静岡県袋井市豊沢2777
電話: 0538-43-3601
アクセス: JR袋井駅からバスで15分、東名高速道路掛川ICから約15分
駐車場: 有料で利用可能
夜間のホタルまつり期間中は特別なライトアップが18:00から21:00まで行われます。
油山寺駐車場とアクセス情報
住所: 静岡県袋井市村松1番地
電話: 0538-42-3633
アクセス: JR袋井駅から車で15分、東名高速道路袋井ICから約13分
駐車場: 利用無料
可睡斎駐車場とアクセス情報
住所: 静岡県袋井市久能2915-1
電話: 0538-42-2121
アクセス: JR袋井駅から秋葉バスサービス可睡の杜線で約15分、「可睡」バス停下車。
車でのアクセスは東名袋井ICから約5分、東名掛川ICから約30分、新東名森掛川ICから約20分
駐車場: 50台無料、350台有料
遠州三山風鈴まつりでは、江戸時代から続く袋井市の歴史と文化が色濃く反映されています。
三つの寺院は、厄除観音で知られる法多山を含め、それぞれが千年以上の歴史を持つ名刹です。
各寺院では、風鈴を使った装飾が設けられ、参拝者に涼やかな音色を提供します。
風鈴の音色は、各寺院で異なり、それぞれの特色が楽しめます。
また、袋井市内では夏期限定で特産品を活用したスイーツが楽しめるので、訪れた際はぜひ味わってみてください。
期間中は、各寺院で風鈴まつり限定の御朱印も提供されます。
この夏、遠州三山で心地よい風鈴の音とともに、心安らぐ時間をお過ごしください。
風鈴まつりの魅力と歴史
法多山の風鈴
法多山の本堂両側にある回廊では、色鮮やかな絵付け風鈴が整然と配され、鉄琴を思わせる和やかな音色を奏でています。
竹の格子にはホタルや花火、金魚、朝顔など、日本の夏を象徴するイラストが施された風鈴が吊るされ、SNSでの写真撮影にも最適です。
回廊にはベンチも設置されており、訪れる人々がゆったりと風鈴の美を楽しめるようになっています。
風鈴の設置範囲は年々広がり、諸尊堂周辺にも展開されています。願掛け風鈴の販売もあり、本堂で願いを記した木の短冊を風鈴に吊るして奉納することができます。
このサービスは300円で提供されます。
夕方にはライトアップが始まり、風鈴が異なる魅力を放ちます。
このライトアップはホタル祭りの期間中に特別に行われます。
油山寺の風鈴
静岡県袋井市の山間部に位置する油山寺は、飛鳥時代から続く歴史ある寺院です。
孝謙天皇の眼病治癒の伝説から「目の霊山」とも呼ばれています。
東日本大震災の復興祈願を込めて、2019年から参道には福島県で作られたガラス製や磁器製の風鈴が100個以上吊るされています。
お堂の軒下には南部風鈴が約50個設置され、その清らかな音色を背景に静寂を楽しむことができます。
可睡斎の江戸風鈴
室町時代に開山され、徳川家康とも関連が深い可睡斎では、毎年「風鈴の小道」が設けられます。
山門から本堂にかけて約2,000個の江戸風鈴が吊るされ、その美しい音色が訪れる人々の心を清めます。
これらの風鈴は、丸い形とガラスの管が触れ合うことで独特の音を発し、色とりどりの20色が目を楽しませます。
大庭園には約1,000個の「赤富士風鈴」が展示され、その壮大な風景は訪れる人々に深い印象を残します。
2024年 遠州三山風鈴まつりの見所:日程、特別な御朱印、お土産情報
遠州三山風鈴まつりでは、法多山、可睡斎、油山寺の各寺院で多彩なイベントが用意されており、参拝者には特別な体験が提供されます。
期間限定の御朱印が手に入り、これらの御朱印をすべて集めると、数量限定のご利益グッズ(水引バンド)がプレゼントされる特典もあります。
五色の水引バンドは、ご朱印帳に飾るなど、さまざまな用途に使えます。
可睡斎の特別イベント
特に可睡斎では、「赤富士風鈴拝観」というイベントが行われ、700円の料金で水無月ぜんざいが付いてくる限定100食の特別な提供があります。
また、「お絵描き風鈴」では、参拝者は500円で提供される画材を使って、白い陶器の風鈴に自分だけのデザインを施すことができます。
これは参拝の記念にも、素敵なお土産にもなります。
夏の暑さを涼やかな風鈴の音色で忘れさせてくれるこの祭りは、訪れる人々にとって心安らぐ時間となるでしょう。
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