Contents
2024年 笠間の菊まつり詳細ガイド
開催概要
茨城県笠間市の笠間稲荷神社及びその周辺で行われる「 笠間の菊まつり2024」は、地域の伝統と色彩豊かな菊の展示が楽しめるイベントです。
以下の期間に開催されます。
・開催期間:2024年10月26日(土)から11月24日(日)
・開催場所:笠間稲荷神社及びその周辺(笠間市笠間1番地)
・連絡先:0296-77-1101(笠間の菊祭り連絡協議会事務局)
・入場料:無料
祭りの魅力と歴史
笠間稲荷の菊祭りは、110年以上の歴史を持つ日本で最も古い菊祭りの一つです。
神社の境内や周辺では、地元の菊愛好家や県外からも多くの参加者が訪れ、手間ひまかけて育てた菊が展示されます。
神社の境内には、立菊や懸崖菊、千輪咲きなど約1万鉢の多種多様な菊が飾られ、話題の人物を模した菊人形も毎年展示されています。
この祭りは明治41年(1908年)に「朝顔会」として始まりました。
戦後は、人々の心の癒しと信仰心の育成を目的に、菊の展示が始められました。
笠間の菊まつりの詳細と魅力
菊花品評会の歴史と成果
菊花品評会は大正2年に始まり、昭和24年には笠間稲荷神社の菊がシアトルで開催されたアメリカ国際菊花展に出品され、最優秀賞のブルーリボンを獲得しました。
この受賞は、戦後の困難を乗り越えた菊の美しさが国際的に認められたことを示しています。
菊祭りのイベントと特徴
笠間の菊祭りでは、菊人形展示、菊花品評会、流鏑馬など多様なイベントが行われ、茨城県最大の菊祭りとして知られています。
菊の栽培には多大な手間がかかり、そのため品評会での展示は特に注目されています。
また、展示される菊鉢はその迫力で芸術品とも評されます。
伝統的な流鏑馬
笠間稲荷神社で行われる流鏑馬は、稲荷大神様に関連する農作物の豊凶を占う伝統的な神事です。
この流鏑馬は、日本の弓馬術である小笠原流の技術を保存するために実施され、鶴岡八幡宮、日光東照宮と並ぶ日本三大流鏑馬の一つに数えられています。
神社の装飾と設備
笠間稲荷神社の境内には、笠間特有の朱色で塗装された約10メートルの高さと約8メートルの幅を誇る壮大な大鳥居があります。
鳥居をくぐると、参道に飾られた和傘が訪れる人々にとってのフォトスポットになっています。
さらに、色とりどりの菊が水面に浮かべられた手水舎など、華やかな装飾が施されており、神社はまるでアート空間のようです。
限定御朱印の配布
笠間の菊祭り限定の御朱印が配布されており、笠間の栗ときつねさんが描かれた菊のデザインが特徴的です。
この御朱印は、訪れる多くの参拝者にとって特別な記念となっています。
2024年 笠間の菊まつりの見頃とアクセス情報
菊の見頃情報
2024年10月18日現在、笠間稲荷神社の菊の開花情報はまだ発表されていませんが、市内の多くの場所で菊の装飾が施されています。
祭り期間中はこれらの美しい菊の花々を楽しむことができます。
駐車場情報
笠間稲荷神社内の駐車場は25台を無料で収容します。また、以下の近隣駐車場も利用可能です:
・「笠間稲荷神社地蔵前駐車場」:神社西側、徒歩5分、90台、無料。
・「公営笠間稲荷駐車場」:神社から約470m、笠間日動美術館隣、160台、無料。
・「大一駐車場」:神社から徒歩3分、45台、有料(初90分500円、以降30分毎に100円)。
アクセス方法
車でのアクセス:
- 北関東自動車道から友部ICを利用し約9分(6km)、笠間西ICからは約25分(16km)。
- 常磐自動車道から岩間ICを利用し約14分(9km)。
公共交通機関でのアクセス:
・JR水戸線「笠間駅」からバスで約5分、「稲荷神社前」または「荒町角」で下車。
・JR水戸線「友部駅」または「笠間駅」から市内周遊バスで「稲荷神社」で下車。
コメントを残す