2024年における鎌倉の紫陽花名所、明月院での開花時期、観賞のベストタイム、訪問回避時期、拝観時間、そしてアクセス方法や駐車場の情報について詳しく解説します。
紫陽花の美しさを象徴する「明月院ブルー」やその他の魅力もご紹介します。
Contents
紫陽花の開花と見頃の時期
明月院では例年5月下旬から7月上旬にかけて開花が見られ、6月中旬から下旬が最も美しい時期です。
特に「明月院ブルー」を見たい場合は6月中旬以降がおすすめです。
ただし、年によって気候が異なるため、花の状態は変わることがあります。2024年は、5月末時点でまだ開花が始まっていない状態ですが、6月上旬からが見頃と予測されています。
混雑状況とその回避方法
鎌倉でも有名な紫陽花の観光地であるため、特に6月10日以降の週末は非常に混雑します。
混雑を避けたい方は、できる限り平日や開門直後、または15:00以降の訪問をお勧めします。早い時期や淡い色の紫陽花を楽しむことも、ゆったりとした観賞には最適です。
2024年の拝観期間と時間
6月中は通常よりも長い拝観時間が設けられ、平日も休日も訪れることができます。拝観時間は8:30から17:00まで(最終受付は16:30)。特別な期間中は本堂後庭園の拝観には追加料金が必要です。
明月院(紫陽花寺)・鎌倉の駐車場情報
駐車場設備:利用不可
明月院には駐車場が設けられていないため、公共交通機関をご利用ください。
明月院(紫陽花寺)・鎌倉へのアクセス方法
明月院の詳細情報
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
- 拝観時間:9時から16時(6月は拝観時間が8時30分から17時まで延長)
- 拝観料:一般500円、小中学生300円。特別公開期間(6月、11月)の本堂後庭園は追加料金500円(税込)
アクセス方法
車でのアクセス
横浜横須賀道路の「朝比奈」インターチェンジから約7kmの距離にあります。
電車でのアクセス
JR横須賀線「北鎌倉」駅から徒歩約10分。駅から続く川沿いの一本道を進むと、道なりに明月院に到着します。迷いようがないクリアなルートです。
散歩中に見られる季節の花々が訪問の魅力をさらに高めます。
明月院(紫陽花寺)・鎌倉の紫陽花の魅力と特色
梅雨の時期、鎌倉に位置する明月院は、紫陽花の美しい景色で知られています。
この地域には多くの紫陽花の名所がありますが、特に北鎌倉にある明月院は、その鮮やかな「明月院ブルー」として知られる紫陽花で有名です。
明月院の歴史と自然の美
明月院は、1160年に創建された古刹で、臨済宗建長寺派に属しています。
この寺院は、四季を通じて美しい景観を提供し、特に雨の季節に紫陽花に囲まれる光景は圧巻です。寺の総門から山門へと続く参道には、手鞠のように丸く整った紫陽花が、青一色で咲いています。
紫陽花の品種と魅力
明月院の紫陽花は、主に「姫あじさい」という品種で、これは植物学者の牧野富太郎が名付けたものです。
彼は1928年にこの品種を長野県戸隠で発見し、その美しさに魅了されました。約2,500株の紫陽花が同時に咲く光景は、訪れる人々に深い感銘を与えます。
境内の歴史的価値
また、境内は国指定の史跡でもあり、大きなやぐらや北条時頼の墓など、歴史的価値の高い建造物も見ることができます。本堂の「悟りの窓」からは、季節ごとの自然が楽しめるため、訪問者は四季折々の風景を堪能できます。
訪問時の特別な体験
訪れる際は、梅雨の時期の青空の下、紫陽花が日光に照らされると色を変え、より鮮やかに輝きます。
園内には茶屋もあり、和菓子や抹茶を楽しむことができるため、散策の休憩には最適です。
このように、明月院の紫陽花は、その美しさと歴史的背景により、訪れる人々に独特の体験を提供します。
コメントを残す